韓国のボランティア推進体制

お隣の韓国ではどのようにボランティアの推進がなされているのでしょうか。統計および、IAVEアジア・太平洋地域代表で前ソウルボランティアセンター代表のパク・ヨネさんへのヒアリングから、韓国のボランティアの全体像と推進体制をご紹介します。


1.韓国のボランティア統計

 

韓国では、約23%の人々がボランティア活動に参加し(2014年、19歳以上)、ボランティア団体は約8万団体にのぼります。 

  • ボランティアを行った人の数(19歳以上で1度以上ボランティアをした人) - 929万人 (2014)…人口の 22.5%
  • 登録ボランティア団体 - 78,422 (2015)
  • 政府登録NPO/NGO (中央・地方) – 合計 12,894(内訳:中央政府 - 1,561、地方政府 - 11,333)

 

データ出典:全国調査「韓国におけるボランティアと寄付」、www.1365.go.krhttp://www.index.go.kr/potal/main/EachDtlPageDetail.do?idx_cd=2856

 

 

2.ボランティアを推進するための制度

 

韓国は2005年から本格的に法律に基づきボランティアを国家的に推進してきました。そしてこの法律では、5年ごとの計画を立て、ボランティアを発展させています。

 

2005年 ボランティアに関する基本法成立

 

●ボランティア推進5年計画

1期 2007~2012

2期 2013~2017

3期 2018~

 

5年計画では、文化(キャンペーン)、インフラ(ボランティアセンター)、リーダーシップトレーニング、調査、国際ネットワークの5分野ごとに計画を立て、推進しています。

3.ボランティア推進体制

 

韓国の国レベルのボランティア推進体制は、主に3つに分けられます。一つ目は、各地域に設置されたボランティアセンターです。各地域におけるボランティア活動の推進を担います。「韓国ボランティアセンター」が中心を担っています。次に、国際NGOのネットワークです。世界の様々な動きと韓国をつなげる役割を果たします。この中心を担っているのは「Volunteering Korea」という組織です。三つ目は、個別の団体や各地域のボランティア推進体制に関するニーズを吸い上げ、国内の推進に活かすための「アドボカシー」(政策提言)を担うプラットフォームです。180のボランティアセンターとNGOからなり、「韓国ボランティアセンター連合」がその取りまとめを行っています。

 

(1)ボランティアセンター

VC=ボランティアセンター

 

 

(2)国際NGOネットワーク

(3)アドボカシープラットフォーム