2023年4月から日本では「こども家庭庁」が発足し、改めて「こども」の成長における家庭と社会の役割の重要性が認識されるようになりました。また、こどもが成長する中で社会性を身に付けていく過程で、ボランティア活動やコミュニティサービスの体験が様々な場面で推奨されています。
そこで私たちは、家族(親子)で参加する「ファミリーボランティア」の調査研究や普及啓発を2023年から進めてきました。
調査研究を進める中で、日本ではほとんどのボランティアプログラムは親子での参加を想定しておらず、「ボランティア活動は個人単位で参加する」ということは暗黙の前提となっていることが分かってきました。
そこで、様々なファミリーボランティアのプログラムが展開されている米国から実践されている団体の方をお招きし、ファミリーボランティアの進め方や、参加した家族やコミュニティに対するインパクトなどについて学ぶとともに、日本での普及の方法について考えるワークショップを下記のように実施します。
【開催概要】
□日時 2024年12月5日(木)10時~12時
※12月5日は国連が定める「国際ボランティアデー」です。
□形式 オンライン(Zoomを利用)
□内容 これまで調査研究の発表
講演 ミアリサ・ミラレス氏
(米国非営利団体DoingGoodTogether エグゼクティブディレクター)
質疑応答
□参加費 無料
□言語 逐語通訳
□申し込みは以下のフォームからお願いします。
https://forms.gle/TEyLVE7QBUjdhGBP8
□主催 JAVE、WiSH
【講師プロフィール】
ミネソタ州で10年にわたり2つの⾮営利団体を率いたのち、DoingGoodTogetherのエグゼクティブディレクターに就任。
そのキャリアを通じて家族、青少年、⼦どもたちと関わり、アウトリーチ、開発、コミュニケーション、ボランティア管理の経歴を持つ。
【Doing GoodTogetherとは?】
アメリカ・ミネソタ州に拠点を置く、家族にボランティアや奉仕、⽇々の親切を容易にすることを目的とした非営利団体。家族が思いやりと社会貢献意識のある子どもを育てることを支援することをミッションに、家族や組織に、思いやりや「恩返し」を自然な生活の⼀部として取りいれれるためのツール、活動、リソース、サポートを提供しています。